2009-10-20 聴診器の社会史 本 購入済 視覚と近代―観察空間の形成と変容の編著者、山中浩司氏の新刊。医療技術と器具の社会史‐聴診器と顕微鏡をめぐる文化 (阪大リーブル016)作者: 山中浩司出版社/メーカー: 大阪大学出版会発売日: 2009/08/31メディア: 単行本(ソフトカバー) クリック: 6回この商品を含むブログ (5件) を見る氏が聴診器・間接聴診法を研究対象としていることを、本書で初めて知る。私も数年前の学会で扱った電気聴診器の興隆と衰退について、より広範な史料を参照しつつ、また現代の状況との繋がりもおさえて論じられており、関心の所在は異なるもののたいへん勉強になる(日本での事例はフォローしてませんでした)。